
約400年前に伝わったとされる「しし踊り」は岩手県遠野市を代表する伝統芸能です。柳田国男の『遠野物語』にも登場しています。
遠野市には「しし踊り保存会」が13団体あり、それぞれ衣装や踊り方にも細かい違いがあります。この13団体に取材し、それそれの特徴や得意な「役踊り」をまとめた1冊です。
遠野市の「しし踊り」は幕系と呼ばれ、「しし」は前に垂れた幕を広げるように踊ります。その他「種ふくべ」「ふくべ」「中たいこ」「刀かけ」「ふえ」「たいこ」などの役があり、1団体の隊列は最低でも10人。時には50人で踊ることもあります。
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